船堀・新小岩(江戸川区)の歯医者、中山歯科医院

セラミック治療後の歯や歯ぐきの痛みの原因は?対処法も解説

      2025/10/20

江戸川区•船堀の歯医者、中山歯科医院でセラミック治療後の歯や歯ぐきの痛みについて解説

こんにちは、船堀の歯医者、中山歯科医院です。

セラミック治療後に痛みやしみるような感覚を覚えた場合、不安になる方が多いかと思います。
今回は、セラミック治療後に起こりうる痛みの原因とその対処法について解説します。

 

セラミック治療とは

江戸川区•船堀の歯医者、中山歯科医院でセラミック治療後の歯や歯ぐきの痛みについて解説

セラミック治療は、歯の修復を目的とした治療法の一つです。
虫歯で歯を削った場合や前歯の角度や大きさが気になる場合などに、セラミックを用いて形や色味を整えます。
見た目の自然さと耐久性がセラミック素材のメリットとなっており、天然歯と似た色調と硬さを持っているため、天然歯と並べても違和感が出にくいという特徴があります。

また、セラミックを利用した素材の一つであるジルコニアセラミックは強度があり、力のかかる奥歯でも使用可能です。
歯科用プラスチックであるレジンでは吸水による着色が起こりますが、セラミックは着色が起こりにくい点も魅力です。
さらに、生体親和性が高くアレルギー反応を起こしにくい素材であるため、金属アレルギーの方でも使用することができます。

 

セラミック治療後に歯や歯ぐきが痛む原因

江戸川区•船堀の歯医者、中山歯科医院でセラミック治療後の歯や歯ぐきの痛みについて解説

神経が過敏になっている
虫歯が原因でセラミック治療を行う場合には、まずは虫歯になってしまった部分を削ることになります。
この時、ドリルの振動や熱が歯の神経を過敏にすることが、治療後に歯や歯ぐきが痛む原因の一つです。
この場合の痛みは一時的なものであり、時間が経つと徐々に落ち着いていくことがほとんどです。

詰め物やかぶせ物が合っていない
詰め物やかぶせ物が合っていないことも、セラミック治療直後に痛みを感じる原因の一つです。
セラミックの詰め物やかぶせ物は歯科医師が採取した歯型に基づき、歯科技工士が作製します。
もちろん患者さんの口内にぴったり合うように作られますが、細かいズレが生じてしまうことはゼロにはできません。
このような場合、人工歯がほかの歯や歯ぐきに当たり、痛みを引き起こすことがあります。

かみ合わせが合っていない
かみ合わせが合っていない場合も、セラミックに過度な負担がかかり、痛みやしみる症状を感じることがあります。
このような場合は、歯科医院での調整が必要です。
歯ぎしりや食いしばりといった癖、日々の食習慣や加齢によるすり減りなどでもかみ合わせは変化するため、セラミックの詰め物やかぶせ物の装着後、ある程度の時間が経ってから問題が発生することもあります。

細菌が残っている
虫歯が神経にまで進行している場合、神経を除去する治療が行われます。
神経が入っている管を根管と呼び、神経を除去した後に根管内部を清潔にする処置を根管治療といいますが、根管内に細菌がまだ残っていたり、汚染組織の取り残しがあったりすると、セラミック装着後も鈍い痛みや違和感が続くことがあります。

 

セラミック治療後に痛みがある場合の対処法

刺激を避ける

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セラミック治療後は、歯や歯ぐきが敏感な状態となっています。
そのため、極端に熱い、あるいは冷たい飲食物は避けるようにしましょう。
また、辛いものや酸っぱいものも、痛みや腫れを引き起こす可能性があるため、一定期間は控えてください。
さらに、違和感があると気になってしまいますが、舌で触ったり必要以上に強く歯磨きをしたりすることも避けるようにしましょう。

 

痛み止めを服用する

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歯や歯ぐきに痛みや違和感がある場合は早急に歯科医院を受診することが望ましいですが、すぐには行けない場合や夜中に痛みが出た場合は、市販の痛み止めを使用することも一つの手です。
一時的に痛みを軽減する方法のため根本的な問題解決とはなりませんが、歯科医院を受診するまでの応急処置として活用しましょう。

 

かみ合わせを調整する

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かみ合わせの不具合が原因と思われる場合、歯科医院で調整してもらうようにしましょう。
かみ合わせの不具合は「そのうち慣れるだろう」と考えてしまうことも多いですが、少しのバランスの崩れがかみ合わせ全体に影響してくることもあり得ます。
歯科医院で状態をしっかりとチェックしてもらいましょう。

 

虫歯治療をする

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治療後しばらくしてから痛みが現れた場合、二次虫歯の可能性があります。
二次虫歯の場合、すでに削って治療がなされている歯をさらに削ることになります。
進行度合いによっては抜歯が必要になってしまうこともあるため、できるだけ早めに歯科医院を受診して治療を受けるようにしてください。

 

歯周病治療をする

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歯ブラシが触れた際や甘いものを食べた際に一時的にしみるという場合には、歯周病が進行して歯ぐきが下がり、知覚過敏の症状が出ている可能性があります。
このような場合は、歯科医院で歯周病治療を受けることで、歯周病と知覚過敏の症状を改善しましょう。

 

ナイトガードを使用する

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歯ぎしりや食いしばりが原因で痛みがある場合、ナイトガードの使用を検討しましょう。
ナイトガードとは、寝ている間につけるマウスピースのことです。歯やあごにかかる力を和らげることができ、補綴物や歯はもちろん、歯ぐきや顎関節へのダメージも和らげることができます。

 

神経を除去する

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前述した治療を行っても痛みが残る場合には、神経を除去する必要が出てきます。
神経を除去すると痛みはなくなりますが、歯には栄養が届かなくなり寿命が短くなる可能性があります。
歯科医師と十分に相談したうえで行いましょう。

 

セラミック治療後の注意点

セラミックはレジンに比べて汚れが付着しにくいため虫歯リスクは低いですが、口腔ケアを怠れば歯垢や歯石が溜まり、細菌の繁殖が起こって虫歯になるリスクがあります。
治療後は2〜3か月ごとに歯科医院でクリーニングやメンテナンスを受け、口内を清潔に保つようにしましょう。
また、毎食後や就寝前に丁寧に歯を磨いたり、甘いものを控えるようにしたり、だらだらと食べ物が口の中に入っている状態を作らないことも、口内の健康を維持するうえで大切です。

 

まとめ

セラミック治療後に痛みを感じる場合の原因はさまざまです。
神経が一時的に過敏になっている状態であれば時間がたてば和らぎますが、二次虫歯が発生している場合などは様子を見ても痛みが和らぐことはないため、早めに歯科医院を受診する必要があります。

 



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