船堀・新小岩(江戸川区)の歯医者、中山歯科医院

歯が白すぎると不自然に見える?自然なホワイトニングの目安を解説

      2025/11/20

江戸川区•船堀の歯医者、中山歯科医院でホワイトニングについて解説

こんにちは、船堀の歯医者、中山歯科医院です。

白く明るい歯は清潔感を与えますが、あまりに白すぎる歯は不自然に見えてしまいます。
自分に合った歯の白さを知り、適した頻度でホワイトニングを進めることが、自然で美しい口元を維持するためには大切です。
今回はホワイトニングで自然な白さを目指すためのポイントについて解説します。

 

ホワイトニングの種類

オフィスホワイトニング

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オフィスホワイトニングは歯科医院で施術を受けるホワイトニング方法です。
過酸化水素という漂白成分が配合された薬剤を歯に塗布し、LEDなどの光を当てることで化学反応を促進し、歯の色を整えます。医療機関専用の薬剤や機器を使用するため、1回の施術で色の変化を実感しやすいのが特徴です。
また、施術中に痛みや不快感があった場合でも、すぐに歯科医師や歯科衛生士が対応できるというメリットもあります。

 

ホームホワイトニング

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ホームホワイトニングは、歯科医院で専用のマウスピースと薬剤を処方してもらい、自宅で自分のペースで行うホワイトニング方法です。
使用される薬剤は、オフィスホワイトニングで使う過酸化水素よりもホワイトニング作用が穏やかな過酸化尿素という漂白成分が含まれている薬剤です。
変化が現れるまでに2週間から1か月ほどの時間がかかりますが、マウスピースと薬剤を受け取った後は歯科医院に通う必要がなく、自分がしたいタイミングで施術できるというメリットがあります。

 

デュアルホワイトニング

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デュアルホワイトニングは、オフィスホワイトニングとホームホワイトニングの両方を並行して行う方法です。
歯科医院でオフィスホワイトニングを受け、その後自宅でのホームホワイトニングを続ける方法のため、変化が出るまでの時間が早く、持続期間も長くなります。
その分費用負担は大きくなりますが、短期間で確実に白くしたい方や、白さを長く保ちたい方に向いています。

 

白さの目安を測るシェードガイドとは

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歯の白さを確認するためには、歯の色を段階的に分類した「シェードガイド」と呼ばれる色見本が使われるのが一般的です。
色分けはA1からD4までの範囲があり、数字が小さくなるほど明るく、数字が大きくなるほど暗い色を示しています。
またそのほかに、近年ではさらに細かく色を分類した「スマイルラインシェード(S1~S32など)」も使われるようになってきています。

 

日本人の平均的な歯の白さとは

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日本人の歯は少し黄色みがかった色味となっており、スマイルラインシェードでいうとS30~S32あたりが平均的です。
少し黄みがかっているのは日本人の歯のエナメル質が比較的薄く、その下にある象牙質の黄色が透けて見えやすいためです。
白人の方はエナメル質が厚い傾向にあり、その分、歯が白く見えやすいとされています。

シェードガイドをもとにすると、S2~S12は白く見える範囲、S14~S30は普通の色、そしてS32以上は黄ばんで見える範囲となります。
ホワイトニングで「自然な白さ」を求める場合は、S12からS30の間で自分に合った白さを探すことが望ましいといえます。

 

歯が白くなりすぎてしまう施術とは

高濃度な薬剤を使用したオフィスホワイトニング

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オフィスホワイトニングで高濃度の薬剤を使用した場合は、一度の施術で8段階から10段階ほど歯の白さをアップさせることもできます。
ただし、あまりに強力なホワイトニングを行うと、自然な白さの範囲を超えてしまい、不自然に真っ白な歯になってしまうこともあります。
これは人工的で目立ちやすく、不自然な印象を与える原因になることもあるため、歯科医師と相談しながら自然な白さを目指すことが大切です。

 

硬質レジン前装冠

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保険適用の前歯治療として使われる硬質レジン前装冠も、白さが不自然に見えることがあります。
これは金属を裏打ちしたプラスチック製のかぶせ物です。歯の色は自分の歯に合わせて調整できますが、天然の歯に比べるとツヤがなく光沢が乏しいため、不自然に感じられやすいというデメリットがあります。

また、レジンは汚れや着色がつきやすいため、当初の白さを長く保つのが難しいという点もデメリットです。
そのため、見た目の自然さを重視する場合は、セラミックなどほかの補綴材料を検討するとよいでしょう。

 

歯のマニキュア

歯のマニキュアは、爪のマニキュアのように歯の表面に白い塗料を塗って見た目の色を変える方法です。
市販のものは塗りムラができやすく、かえって目立ってしまうこともあります。
また、表面の塗料は摩擦や飲食によってすぐに剥がれてしまうため、持続期間が短いのがデメリットです。

 

ホワイトニングの注意点

副作用やリスク

ホワイトニングの施術後は、一時的に知覚過敏症状が起こることがあります。
そのため、薬剤の濃度や施術の頻度に関しては、歯科医師や歯科衛生士としっかり話し合うことが大切です。
知覚過敏症状がもともとある方は、その点も事前に伝えておくようにしましょう。

 

ホワイトニングが向かないケース

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歯の変色や黒ずみの原因には、ホワイトニングでは改善が難しいものもあります。
例えば、テトラサイクリンなどの抗生物質による変色や、神経が壊死してしまったことによる変色は、オフィスホワイトニングやホームホワイトニングでは十分な作用が見込めません。
このような場合は、ラミネートベニアやセラミッククラウンなどの別の治療法が検討されます。

 

生活習慣と歯の色の関係

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タバコやコーヒー、赤ワインなどの色素が強い飲食物は歯に着色しやすいため、ホワイトニングの作用を長持ちさせるためには生活習慣の見直しも重要です。
施術後は特に着色しやすいため、意識的にこれらの摂取を控えるようにしましょう。

 

自然な白さを目指すには

自然な白さを目指すためにまず大切なのは、歯科医院でのカウンセリングです。
歯の状態や希望の白さをしっかり伝え、自分に合ったホワイトニング方法を提案してもらうようにしましょう。
また、ホワイトニング後に定期的に歯科医院でメンテナンスを受けることも、歯の白さと健康を保つためには大切です。

 

まとめ

歯のホワイトニングでは、白さの目安を測るシェードガイドを利用することで、自分に合った自然な白さを目指せます。
ただし、過度に白くなりすぎると不自然に見えることもあり、高濃度薬剤や硬質レジン前装冠、歯のマニキュアなどで白さを追求すると違和感が出る場合があります。
自然な白さを保つためには、歯科医師と相談しながら無理のない範囲で施術を受けることが大切です。

 



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