船堀・新小岩(江戸川区)の歯医者、中山歯科医院

歯が浮く感覚の正体とは?歯根膜の炎症と噛み合わせの関係を解説

      2026/04/20

江戸川区船堀の歯医者、中山歯科医院で歯が浮く感覚の正体とは?歯根膜の炎症と噛み合わせの関係を解説

こんにちは、船堀の歯医者、中山歯科医院です。

歯が浮いたように感じる、噛んだときに違和感がある……このような歯が浮く感覚は、虫歯のような明確な痛みとは異なるため、つい放置してしまいがちです。
しかし、この症状の背後には歯周病や歯ぎしり、噛み合わせの問題などが隠れている可能性があります。
今回は、歯が浮く感覚の正体である歯根膜の役割と、その炎症が起こる原因について解説します。

 

歯根膜とは

江戸川区船堀の歯医者、中山歯科医院で歯が浮く感覚の正体とは?歯根膜の炎症と噛み合わせの関係を解説

歯根膜は、歯とあごの骨の間にある薄い膜状の組織です。
噛む力を吸収するクッションとしての機能があり、食べ物を噛むときに歯にかかる大きな力から、歯や骨を守っています。

また、歯根膜は感覚センサーとしての役割も担っています。
食べ物の硬さや歯ごたえを感じ取り、その情報を脳に伝えることで、適した力で噛むことができています。
さらに、歯根膜には栄養や酸素を供給する血管が通っており、歯の周囲の組織に必要な栄養素を届ける重要な役割も果たしています。
免疫細胞も通っているため、細菌からの防御機能も備えています。

 

歯が浮く感覚とは

歯が浮く感覚は、歯根膜に炎症が起こっている「歯根膜炎」の状態で生じます。
歯根膜で炎症が起こると、歯根膜内の血流が増えて組織が腫れ、歯がわずかに押し上げられます。
その結果、噛んだときにその歯が先に当たり、浮いているように感じます。
炎症によって歯根膜内の神経が刺激されるため、違和感や軽い痛みを伴うこともあります。

 

歯が浮く主な原因

江戸川区船堀の歯医者、中山歯科医院で歯が浮く感覚の正体とは?歯根膜の炎症と噛み合わせの関係を解説

歯ぎしりや食いしばりによる影響
歯ぎしりや食いしばりは、歯が浮く感覚の原因の一つです。
過剰な力が歯根膜に繰り返し加わると、歯根膜は損傷を受け、炎症を起こします。

噛み合わせの問題と歯根膜の関係
噛み合わせがよくない場合も、歯根膜に過剰な負担がかかり、歯が浮く感覚を引き起こします。
噛み合わせが悪いと一部の歯だけに集中的に力がかかり、咬合性外傷などの炎症を起こしやすくなります。

歯周病による歯根膜の炎症
歯周病が進行し、歯ぐきだけでなく歯根膜にも炎症が広がると、歯が浮いたような感覚を覚えるようになります。
歯周病は、気づいたときにはかなり進行していることも少なくありません。
歯が浮く感覚は、歯周病がある程度進行したサインである可能性があるため、この症状を感じたら早めに歯科医院を受診することが大切です。

根尖性歯周炎と歯根嚢胞
虫歯が進行して歯の神経が死んでしまったり、過去に神経を取る治療を受けた歯に再び細菌が侵入したりすると、歯の根の先に膿が溜まることがあります。
これを「根尖性歯周炎」または「根尖病変」と呼びます。
根尖性歯周炎は自覚症状が乏しいことも多いですが、歯が浮いた感じや噛んだときの違和感として症状が現れることもあります。

ストレスや疲労による影響
精神的なストレスや肉体的な疲労が蓄積すると、体の免疫力が低下します。
免疫力が低下すると、普段は問題なく抑えられていた細菌に対しても抵抗力が弱まり、歯根膜周辺の細菌が活発になって炎症を起こしやすくなります。
特に歯が弱い方や過去に歯のトラブルを経験したことがある方は、ストレスや疲労が、歯が浮くという症状として現れやすい傾向があります。

その他の原因
硬い食べ物や歯ごたえのある食べ物を好んで食べる方や、よく噛んで食べる習慣がある方は、歯に過度な力が加わり続けることで歯根膜がダメージを受け、一時的に歯が浮いた感じになることがあります。
これは歯根膜が修復しようとして血液やリンパ液を集めているためです。

また、歯の治療を受けた直後に歯が浮く感じを覚えることもあります。
詰め物やかぶせ物を入れた後の噛み合わせの微妙な違和感や、治療の際に歯根膜まで刺激が加わったことが原因です。
大抵の場合は1日から3日程度で違和感は治まりますが、続く場合は歯科医院で調整してもらう必要があります。

 

歯が浮く感覚への対処法

一時的な症状の場合

硬いものを食べすぎたことによる一時的な歯根膜炎や、ストレス・疲労が原因の場合は、安静にすることで自然に症状が改善する場合がほとんどです。
やわらかい食べ物を選び、その歯をあまり使わないように食事をしながら、一週間程度様子を見てみましょう。
十分な睡眠をとり、ストレスを軽減することも大切です。

 

歯ぎしり・食いしばりへの対処

江戸川区船堀の歯医者、中山歯科医院で歯が浮く感覚の正体とは?歯根膜の炎症と噛み合わせの関係を解説

歯ぎしりや食いしばりが原因の場合は、マウスピースを装着することで、歯に直接かかる力を分散し、歯根膜への負担を軽減することができます。
日中の食いしばりに対しては、自分で意識して改善することが重要です。
気づいたときに上下の歯が接触していたら、すぐに力を抜いて歯を離すようにしましょう。

 

噛み合わせの調整

江戸川区船堀の歯医者、中山歯科医院で歯が浮く感覚の正体とは?歯根膜の炎症と噛み合わせの関係を解説

噛み合わせが原因で特定の歯に力がかかりすぎている場合は、噛み合わせの調整を行います。
歯の表面をわずかに削って調整する咬合調整や、詰め物やかぶせ物の高さを修正することで、力のバランスを整えます。

歯並び自体に問題がある場合は、矯正治療が必要になることもあります。
矯正治療によって歯並びを整えることで、噛み合わせが改善され、特定の歯への負担が軽減されます。
抜けたままになっている歯がある場合は、ブリッジやインプラント、入れ歯などで欠損部分を補うことも検討します。

 

歯周病の治療

江戸川区船堀の歯医者、中山歯科医院で歯が浮く感覚の正体とは?歯根膜の炎症と噛み合わせの関係を解説

歯周病が原因の場合は、歯周病治療を受ける必要があります。
スケーリング・ルートプレーニングを行い、細菌の温床を取り除きます。
進行した歯周病の場合は、歯周外科治療や抗菌薬の併用が必要になることもあります。
また、自宅での丁寧なオーラルケアを継続することも重要です。

 

根管治療

江戸川区船堀の歯医者、中山歯科医院で歯が浮く感覚の正体とは?歯根膜の炎症と噛み合わせの関係を解説

根尖性歯周炎や歯根嚢胞が原因の場合は、根管治療が必要です。
根管治療では、感染した歯の根の内部を清掃・消毒し、細菌の再増殖を防ぎます。
過去に治療した歯でも、再感染している場合は根管再治療が必要になることがあります。

 

まとめ

歯が浮く原因は、歯ぎしりや食いしばり、噛み合わせの問題、歯周病、根尖性歯周炎、ストレス・疲労など多岐にわたります。
一時的な症状であれば安静にすることで改善することもありますが、症状が続く場合や悪化する場合は、早めに歯科医院を受診することが重要です。
原因を特定し治療を受けることで、症状の改善が期待できます。

 



中山歯科医院:https://w-nakayama.com/

〒132-0025 東京都江戸川区松江1−1−3
電話:03-3651-0250

電車でお越しの方:
都営新宿線線船堀駅 バス5分
JR線新小岩駅 バス8分

PAGE TOP